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谷口教授の発音講座 2


.  英語の母音における日本人学習者の弱点 (前編)

 日本語には5つしかないのに対して英語には20以上もの母音があるということは、当然日本人にとって英語の母音識別が困難になる。そこで次のような対比練習をしよう。対比練習は聞き取り練習と発音練習の両方で行なう。

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ta3-2i.jpgはできるだけ笑顔で口を横へ力を込めて開き、舌を緊張させて高く上げ、口蓋にかなり接近させて調音する。明澄(clear)または先鋭(sharp)に聞こえる音である。
ta3-3.jpg

ta3-4I.jpg長音ta3-2i.jpgより舌の調音点をやや低くし(lowered)、かつ中央母音の方向へ後退させて(centralized)発音する。ta3-2i.jpgを緊張音(tenseとするとこれは弛緩音(lax)である。日本人には「イ」に聞こえたり「エ」に聞こえたりするが、そのどちらでもない。その中間である。
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ta3-4I.jpgは上述のとおりである。
ta3-8e.jpgta3-4I.jpgよりもう少し口を開けるが、舌の緊張はやや加えて調音され、明瞭な感じを与える。ta3-9a.jpgとの区別をはっきりさせるためにいくらか狭いが、日本人のta3-8e.jpgは英語のta3-8e.jpgより狭く英語のネイティブスピーカーの耳にはta3-4I.jpgのように聞こえることがあるので、しっかり口を開けることが重要である。
ta3-10.jpg

ta3-11.jpg

谷口雅基(高知大学教授) 同教授の詳細はこちら。HPはこちら

注1)
同教授は、アカデミックに近い英語音声学・言語学としてこの講座を提供します。英語発音.comが提供している英語発音コースとは、バックグランドとなる学問・研究は一緒です。しかし、英語発音コースでは古市が日本人向けにアレンジして発音を教えています。

料理に例えると、同じ食材を使っていますが、調理の仕方が違います。つまり、同じ学問・研究をベースにしていますが、教え方は違います。

注2)
英語発音.comの発音コースのベースは、ロンドン大学の音声学言語学部の研究です。同大学の教授陣が発音記号を考案し、研究を重ねてきました。ですから、同学部は発音の研究では最先端になります。

注3)
発音記号はサイト上では文字化けするので、画像で貼り付けてあります。

  • Category 谷口教授の発音講座
  • date 2006-11-29
  • Author eigo820

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