考えが甘い
昨日、ある雑誌社の取材を受けました。インタビューの中で、「日常的な英会話力を身に付けるにはどのくらい学習する必要がありますか?」という質問を受けました。私は、「最低1,000時間は必要です」と答えました。
現実は、「300時間程度の学習時間で、英会話力を身に付けたい」と甘い考えを抱いているのが大半の英語学習者です。
ご参考までに、私の場合です。サラリーマン時代は、平日のプライベート時間の大半は英語学習に没頭し、1日4時間前後の勉強。休日は8時間から10時間の勉強。これを4年間です。
これで留学に必要な英語力を身に付けました。年間300日・1日平均学習時間を5時間とすると、これで学習投入時間は約6千時間。
しかし、この段階ではTOEFL・GMAT対策の英語の勉強がメインでしたので、試験対策テクニックは身に付いても、総合的な英語力は身に付いていません。ですから、アメリカに渡ってから現場で使える英語力の無さに落胆しました。
渡米してから、総合的かつ実務的な英語力を身に付けるための学習にシフトしました。留学中は、
- 大学・大学院の予習(毎日3、4時間)
- 新聞のリーディング(毎日40分)
- 通学途中のリスニング学習(1時間半)
- 大学・大学院での授業(平日3~4.5時間)
- クラスメイトとの会話
- 自宅でのテレビドラマのリスニング&シーイング(毎日4時間程度)
単純計算で毎日14時間程度は英語の学習をしています。これを約3年です。留学中だけでも1万5千時間以上の学習時間を投入しています。
ということは、私が成人してから英語学習に投入した時間は、ざっくり計算で2万時間以上。これくらい学習時間を投入して、ビジネスで使える程度の英語力。
ですから、「1日2時間程度の英語学習で、1年したら英語がスラスラ喋れるようにならないか?」という考え自体が甘いことがわかります。
私は自分の生徒さんに何度も強調しています。「結局、自分に負荷を掛けた分しか、あなたの英語力は伸びません」と。
1日1時間の英語学習の負荷を掛けたら、1年後にはその負荷分程度・1日4時間の負荷を掛けたら、1年後にはその負荷分程度の英語力しか身に付かないということです。当たり前のことです。
当たり前のことを当たり前にとらえて、当たり前のことをする。しかし、大半の学習者がこの”当たり前”を受け入れらない。そして、奇跡(ミラクル)を求める。
すると、「1日たった10分で・・・」、「ラクして簡単に英会話が・・・」という派手なタイトルの教材・サービスが目に飛び込んでくるようになる。そして、怪しい教材・サービスを提供する業者にお金を巻き上げられる・・・。
1) 当たり前を受け入れて当たり前のことを続けるか? 2) 奇跡(ミラクル)に賭けるか? ”It's all up to you.”(100%あなたの自由)
ちなみに、奇跡(ミラクル)は滅多に起きません。日常ではほとんど起こらない・起こる確率が非常に低いから、奇跡(ミラクル)というのです。
頻繁に起きたら、それは奇跡(ミラクル)とは呼びません。 毎朝、あなたが乗る電車がほぼ時刻表通りに到着することを奇跡(ミラクル)とは言わないように。
英語学習コメント
2006-11-21
eigo820
英語でチャンスをつかみなさい!
オーディオブックCD MP3形式「1日30分」を続けなさい!
「朝30分」を続けなさい!
「1日30分」を続けなさい!
英会話学校に行かない人ほど、うまくなる

