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日本の英語教育はダメ?

「日本人は学校で6年間も英語勉強しているのに、読み書きはできるが英会話はできない」という意見をよく聞きます。まず、この文章を検証してみましょう。
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最初に”学校で6年間も英語勉強しているのに”という点。

6年間(中学・高校)のカリキュラムには英語の授業は含まれます。でも、純粋に英語の学習時間ってどのくらいなのでしょうか? 他にも国語、数学、理科、社会、家庭科、美術、体育など勉強しなければならない科目がたくさんあります。

すると、学校教育において純粋に英語の学習にあてる時間は、多くて半年程度だと思います。現代の学習要領を見ていないので憶測ですが。

ということは、”6年間も英語勉強しているのに”という事実認識自体が正しくない。6年間も英語を勉強していない。

次に、”読み書きはできるが英会話はできない”という部分。高校を卒業して、英字新聞をサクサク読める人がどれほどいるでしょうか? おそらく全体の5%以下。ということは、ほとんどが読みもできない。

ちなみに、一般的な英字新聞は平易な英文で書かれています。難しい英文で書いたら大衆が読めないからです。

さらに、”書き”の部分。高校卒業時点で、自信を持って英文で作文を書いたり、ビジネスで必要な英文メールを使える人はどのくらいいるでしょうか?おそらくこれも全体の5%以下。すると、ほとんどが書きもできない。

これらから、大半が読み書きも英会話もできない、という事実がわかる。よって、”読み書きはできるが”という事実認識も正しくない。

これらのことからわかることは何か?最初のコメント:

「日本人は学校で6年間も英語勉強しているのに、読み書きはできるが英会話はできない」

という入り口の時点で、事実認識が正しくない。よって、この切り口では議論にもならない。

「どうして日本の学校教育では英語ができるようにならないのか?」という問に対してなら、「英語ができるようになるようなカリキュラム作りがされていないから」と答えるしかないでしょう。

  • Category 英語学習コメント
  • date 2006-11-25
  • Author eigo820

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