谷口教授の発音講座 3
は英国と米国の差が広がりつつある。次の母音図にあるように、英国標準英語(RP) の
は徐々に 口の開き方が大きくなり、
と表記する学者も現れた。
一般米語(米国標準英語, GA)のそれは、徐々に 口の開きが2/3程度の開き具合に 近づいている。日本語のアよりずっと唇の両端を後ろのほうへひっぱり、舌面を前の下方へ平らぺったく、外から舌面が見えるようにすると正しい調音に近づく。
例えば、tick-tack, chit-chat, zigzag, clink-clank, jingle-jangle, flip-flap, dilly-dally のような doublets や this and that などを用い、あるいは pat, flat, lap などの音感語を用いて練習すると上達が早いであろう。
この音は頻繁に用いられる英語特有の音であるから、他の音と混同しないように平常のこころがけによって定位する必要がある。同じ語でも英国英語では /A:/ を用い、米語では /{/ を用いる語が多数ある。
例えば、ask, bath, cast, dance, fast, half, laugh, master, pass, ranch, vantage, vast などである。珍しくその逆の例がある。pasta は英国英語では
、米国英語では
である。
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は上述のとおりである。
は母音の中で両あごの開きが最大である。唇を丸めずになるべく奥のほうから声を出すようにする。音階の fa や la の母音と思えばよい。
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米国英語で
と調音する語の中で次の語は、英国英語では
を用いる。

対比練習
/{/ : /A:/ Tammy /"t{mi/ : Tom /tA:m/
/{/ : /A:r/ cap /k{p/ : carp /kA:rp/
(5) /A:/ vs /Q:/ (GA)
は上述のとおりである。
は唇をほんの少し丸め、舌と上の奥歯とは全然接触させずに舌をできるだけ低くして調音する。日本語のオよりかなり大きく口を開く必要がある。
次の語中の母音は、米国英語で
または
と発音する。
谷口雅基(高知大学教授) 同教授の詳細はこちら。HPはこちら。
注1)
同教授は、アカデミックに近い英語音声学・言語学としてこの講座を提供します。英語発音.comが提供している英語発音コースとは、バックグランドとなる学問・研究は一緒です。しかし、英語発音コースでは古市が日本人向けにアレンジして発音を教えています。
料理に例えると、同じ食材を使っていますが、調理の仕方が違います。つまり、同じ学問・研究をベースにしていますが、教え方は違います。
注2)
英語発音.comの発音コースのベースは、ロンドン大学の音声学言語学部の研究です。同大学の教授陣が発音記号を考案し、研究を重ねてきました。ですから、同学部は発音の研究では最先端になります。
注3)
発音記号はサイト上では文字化けするので、画像で貼り付けてあります。
谷口教授の発音講座
2006-12-05
eigo820
「朝30分」を続けなさい!文庫版
「1日30分」を続けなさい!文庫版
「カレーライス」の方程式
無理なく勉強を続けられる人の時間術59
「1日30分」を続けなさい!


